なぜ閉店した?

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勝山観光施設株式会社 倒産

 

 福井県勝山市にある「勝山観光施設株式会社」が、2020年1月31日に事業を停止し、2月3日に自己破産を申請しました。

 

 1961年7月に地元経済界の有志が中心となって設立したスキー場経営業者です。

 「雁が原スキー場」を経営し、スキー場オープン期間のリフト料とスキー、スノボーレンタル料、駐車場代が主な収入源で、食堂や売店の運営もしていました。

 

 今年は、記録的な暖冬で1月に入っても営業できなかったのが大きな原因のようです。

 今年は、2月までほとんど雪が降っていません。

 スキー場を見ていると、人工降雪機のあるスキー場しか営業していませんでした。

 

 福井県内のスキー場は、スキージャム勝山しか営業していませんね。

 滋賀県内だと琵琶湖バレーとグランスノー奥伊吹。

 岐阜県では、ダイナランド、ホワイトピアたかす、鷲ヶ岳スキー場、高鷲スノーパーク、めいほうスキー場、ウィングヒルズ白鳥リゾート、スノーウェーブパーク白鳥高原、平湯温泉スキー場だけですね。

 

 福井県のスキー場は、多かったように思うのですが、東海北陸道ができて、岐阜県のスキー場のアクセスがよくなった分、東海北陸道近くのスキー場がよくなっているのかもしれません。

 開通前は、国道156号線しかないのでアクセスが悪かったです。

 福井県も福井ICから勝山市を通って、中部縦貫自動車道にバイパスを作っていたので、つながると東海北陸自動車道からもつあがってアクセスもよくなるのかもしれませんが。

 

 「雁が原スキー場」は、地元の方が利用するスキー場だったようですね。