なぜ閉店した?

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㈱セブンレストランシステム 新型コロナウィルス関連倒産

 北海道で3社目、札幌市内初のの新型コロナウィルス関連倒産です。

 ㈱セブンレストランシステムが、2020年3月20日に業務停止しました。

 ㈱セブンレストランシステムは、2007年9月に設立されました。

 「大衆食堂半田屋」のフラチャイジーとして、札幌市内で「半田屋西線南七条店」と「半田屋新道丘珠店」の2店舗を運営していました。

 店舗はセルフ方式を採用し、低価格で量が豊富である点を特色として学生やサラリーマン、ファミリー層などを顧客層としていました。

 2009年には、北海道外にも店舗を増やしていましたが、2016年には閉店しています。

 人手不足から回転率が下がり、集客が減っていました。

 オペレーション改善による顧客回転率の回復を図って、2019年8月期に年売上高約2億2000万円を計上していました。

 経費負担から低採算での運営が続くなか、新型コロナウィルスの影響で来店客が減り、先行きの見通しが立たず、業務停止となってしまいました。

 

 北海道内の新型コロナウィルス関連の倒産は、3社目となります。

  北海道三富屋㈱、㈱花のれん